ひみつのきち2 宵（よい）［キチロク］

「初めての面影」 ひと夏のアバンチュールを期待をしつつ、田辺はカナヅチを克服する為に水泳教室に通っていた。だが1日前になっても泳げるようにならず、精神的に追い詰められ飛び込み台から落下してしまいます。意識を失い目が覚めると人工呼吸で介抱してくれている先生である篠崎の顔が目の前に。篠崎は、田辺の姿に昔付き合っていた彼氏の面影を重ね、プールサイドで一夏の思い出を経験しようと誘う。最初は興醒めしていた田辺も元彼の姿を忘れさせる為に、篠崎の気持ちに最大限応えるのであった。 「悩殺まんじゅう娘」 エレナと多恵は、勤めていたケーキ屋が潰れ、和菓子屋の店主・重蔵に雇われる事になった。 二人は感謝の意味を履き違え、寝静まった重蔵の部屋に忍び込むとたわわな胸を顔に押しあてる。重蔵の生涯は、代々受け継いできた店の為にあるが、巨大饅頭の誘惑から逃れられず、二人のカラダを貪り虜になっていく。